(ブルームバーグ): 大量の現金保有に傾くウォール街の投資家は、米連邦準備制度が利上げ停止に向かうと思われる状況で、他の機会を検討し始める可能性がある。JPモルガン・セキュリティーズのチーフインベストメントストラテジスト(グローバルウェルスマネジメント)、トーマス・ケネディ氏が指摘した。
ケネディ氏はポッドキャスト「ホワット・ゴーズ・アップ」の質疑応答で、「現金は非常にまれにしかアウトパフォームしない。金利上昇には長い時間がかかるが、下げる時は実に速い」と発言。JPモルガン・セキュリティーズの顧客が今は過去10年で現金を最もオーバーウエートしていると評価した。
「50%を超える確率で、連邦準備制度は利上げサイクルを終えたと思う。金利は十分に景気抑制的だが、雇用情勢はなお強く、景況は軟化しつつある。同時にインフレも安定しつつあり、彼らはそれを追う必要がないかもしれない。従って、私は顧客に正直異論がある」とケネディ氏は語った。
原題:It’s Time to Rethink Love for Cash With Fed Most Likely ‘Done’(抜粋)
ウォール街の投資家が大量の現金を保有し、米連邦準備制度(FRB)が利上げを停止する方向に向かっているという目測があり、他の投資を模索し始める可能性があるという指摘がなされています。
記事では、JPモルガン・セキュリティーズのトーマス・ケネディ氏のコメントが引用されています。
ケネディ氏のコメントを簡単にまとめると「現金は長期的にはあまり良いリターンを生み出さない」という指摘と言えそうです。
金利が上昇するには時間がかかりますが、下落するときは非常に速いと述べています。
FRBが利上げサイクルを終了したと考えており
- 金利は景気抑制的な水準にある
- 雇用情勢は依然として強い
- 景況感はやや緩和傾向にある
このように見ているようです。インフレも比較的安定しているようなので、ケネディ氏は顧客に対して、現金への過剰な評価に異論があるようです。
もちろん一個人の意見ととらえることも重要ですが、投資をしている人にとってはいろんな角度から現在の経済をとらえることが重要ですね。
長い目で投資に資金を割くことは資産保全において重要な役割を持ちますが、急な出費に対して対応がしづらいという側面もあるでしょう。
2023年の物価高・エネルギー高もあり、世間的にはクレカの現金化への興味も高まっているようです。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する現金化も未だ根強い需要があります。
特に大阪など関西は電子ギフト等の取扱において法律に反しない範疇で営業している金券ショップも多く存在します。
クレカのショッピング枠を利用して合法的に現金化することもできます。
クレジットカードの現金化について詳しくは当方サイトでもまとめてますのでよければご覧ください。
その他大阪で土日も営業しているクレカ現金化店や、来店不要での現金化ができるショップをまとめてますのでよろしければご覧ください。