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クレジットカード、2枚目はどう選ぶ?選び方と組み合わせ例を紹介
クレジットカードの2枚持ちは、より多くの店舗やネットショッピングで利用できるだけでなく、割引サービスや優待特典の幅も広がります。さらに旅行傷害保険の一部の補償に関しては、補償額を合算できる場合があります。
そこでこの記事では、2枚目のクレジットカードを選ぶ時のポイントについて詳しくご紹介します。1枚目のクレジットカードでは物足りない方や2枚目のカードをお得に利用したいと考えている方などは、参考にしてみてください。
※この記事は2021年5月31日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定サービスの利用を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
目次
- 2枚目のクレジットカードを選ぶ時のポイント
1-1.1枚目と割引や優待特典の内容が異なるカードを選ぶ
1-2.1枚目と異なる国際ブランドから選ぶ
1-3.ポイントサービスは用途に合わせて検討
1-4.ポイントサービスの有効期限に注意
1-5.年会費と特典のバランスを確認
1-6.旅行が好きな場合は旅行特典や旅行傷害保険について確認 - 2枚持ちの組み合わせ例
2-1.楽天カードとイオンSuicaカード
2-2.SAISON CARD DigitalとJCBカード/PARTNER WITH POINT
2-3.三井住友カード(NL)とANAアメリカン・エキスプレス・カード - まとめ
1.2枚目のクレジットカードを選ぶ時のポイント
2枚目のクレジットカードを選ぶ時は、1枚目との違いやポイントサービスの使い方、カードの用途などから総合的に比較するのが大切です。
それでは、2枚目のクレジットカードを選ぶポイントについて確認していきましょう。
1-1.1枚目と割引や優待特典の内容が異なるカードを選ぶ
2枚目のクレジットカードは、1枚目のクレジットカードと異なる特典やサービスを受けられるカードから選ぶのが基本です。
たとえば年会費無料でショッピング特典の少ないカードを所有している時は、購入金額の割引や指定店舗でのカード利用時にポイント還元率アップなどといった特典を受けられるカードを2枚目に選ぶことで、ショッピングでの利用メリットを増やすことができます。
他にもショッピング特典の多いカードを所有していて旅行も好きな場合は、レストランや商業施設、ホテルなどの割引や優待サービス、空港や機内サービスなどをメインにしているカードを選ぶことで、旅行特典不足を解消できます。
まずは、1枚目のクレジットカードで不便なところがあるか、整理してみてはいかがでしょうか。
1-2.1枚目と異なる国際ブランドから選ぶ
さまざまな店舗やネットショップでショッピングを楽しみたい方や旅行好きの方は、1枚目と異なる国際ブランドを選ぶのが大切です。
クレジットカードの国際ブランドは、VisaやMastercard、JCBなどが代表的です。そして、店舗やネットショップの中には、一部国際ブランドに対応していない場合もあるので注意が必要です。
旅行や出張時にクレジットカードを利用できないのは、特に困る場面といえます。そのため、2枚目のクレジットカードを発行する時は、1枚目と異なる国際ブランドを選択すると便利です。
クレジットカードの国際ブランドは、申込手続きの際に選択することができます。なお、VisaやJCBなどの国際ブランドが直接発行しているプロパーカードは、発行元のブランドしか選択できません。
1-3.ポイントサービスは用途に合わせて検討
クレジットカードのポイントサービスに関しては、用途に応じて検討しましょう。
まず、1枚目と2枚目のカードで貯めたポイントを合算した場合の主なメリットは、必要ポイント数の多いサービスや商品と交換しやすくなったり、一度に大きな金額をポイントで支払ったりできる点などを挙げることができます。
一方、別々のポイントサービスを利用する場合は、それぞれのサービスに対応した商品やギフト券、マイルなどと交換することが可能な点がメリットといえます。また、1枚目のカードでは、目的のサービスや商品に交換できない時は、別のポイントサービスを利用可能なカードを選ぶ方がいい場合もあります。
他にも1枚目のポイント還元率が低い時は、ポイント還元率の高いカードを選ぶことでデメリットを補うことができます。ポイント還元率を軸に選ぶ時は、あらかじめポイント還元率アップ特典の有無やポイント付与の条件、何ポイントで交換できるか確認しておきましょう。
1-4.ポイントサービスの有効期限に注意
各ポイントサービスの有効期限は異なるので、無理なく貯めたり活用したりできるか確認するのも大切です。
たとえば1枚目のポイント有効期限が数年程度であれば、有効期限が無期限もしくは1枚目よりも有効期限の長いカードを選ぶことで、それぞれのポイントをバランスよく活用できる可能性が上がります。
1-5.年会費と特典のバランスを確認
2枚目のクレジットカードを選ぶ時は、ライフスタイルに合った特典付きカードを選ぶのが大切です。
年会費負担を抑えたい時は、年会費永年無料のカードや初年度無料、条件付き無料のカードから比較検討します。条件付き無料のカードとは、指定された回数もしくはカード利用額を達成すると、翌年度の年会費を無料にしてくれるようなカードのことです。
一方、店舗利用時に受けられる優待特典や割引、空港特典などを重視している時は、年会費に対してどれだけのメリット(割引や優待特典)を得られるのか、実用性の高いカードなのかをシミュレーションしておきましょう。
普段利用しない店舗やサービスに関する特典が充実しているカードでは、年会費負担やカード管理の手間が増えるのみで、特典に関するメリットを十分に得ることができない可能性もあります。
カードを選ぶ時は、1枚目と異なる機能やサービス付きカードで、なおかつライフスタイルに合った特典を受けられるか確認しましょう。
1-6.旅行が好きな場合は旅行特典や旅行傷害保険について確認
国内や海外へ旅行するのが好きな方は、空港特典や旅行特典、旅行傷害保険の内容について確認することで、2枚目も有効活用できます。特に1枚目で空港や旅行特典などを利用できない時は、2枚目で旅行に関連する特典を補うのが重要です。
クレジットカードで利用可能な空港や旅行に関する特典は、一般的に以下のような内容です。
- カード会社提携の空港ラウンジ、プライオリティパス特典
- 空港内で利用可能な手荷物宅配、大型荷物の預かりサービス
- 空港周辺駐車場の駐車料金割引
- 旅行予約サイトの割引
- 旅行や宿泊、レストランなどの予約代行サービス
- 現地の交通機関や施設情報の日本語サポート(主に海外向け)
- レストランやホテル、旅館などの優待サービス
航空会社との提携カードは、上記のようなサービスに加えてマイル特典も追加されている場合があります。旅行が好きな方は、JALやANAなどといった航空会社との提携カードも比較検討してみてはいかがでしょうか。
旅行傷害保険は、種類によって他の旅行傷害保険と合算した金額で補償してもらえるケースもあります。ただし死亡や後遺障害に関しては、基本的に補償限度額の高い保険のみ適用されます。
旅行保険や補償額を重視している方は、各カードの付帯保険を確認してみるのが大切です。
2.2枚持ちの組み合わせ例
ここからは、クレジットカードの組み合わせ例を紹介します。
2-1.楽天カードとイオンSuicaカード
楽天市場や楽天サービスをよく利用していて、公共交通機関で通勤もしくは国内旅行へ行く方は、楽天カードとイオンSuicaカードの組み合わせなどが考えられます。
楽天カードでは、カード利用で楽天ポイントが100円につき1ポイント貯まります。さらに楽天市場のSPUを利用した場合は、ポイント還元率3%までアップできます。楽天ユーザーには、ポイントという点でもメリットのあるカードです。
イオンSuicaカードはSuica機能付きのクレジットカードで、イオンカードの特典とSuicaのサービスを利用できるのが特徴です。イオンSuicaカードで改札機を利用した際は、事前に指定した金額分だけオートチャージされます。
他にもイオンカードのときめきポイントはSuicaへチャージ可能ですし、事前登録によってJREポイントも貯まります。さらにイオングループでのカード利用時には、ときめきポイントの還元率がアップする場合もあります。
なお、各カードの年会費は無条件で永年無料です。年会費負担が気になる方にも利用しやすい組み合わせといえます。
2-2.SAISON CARD DigitalとJCBカード/PARTNER WITH POINT
ナンバーレスカードのSAISON CARD Digitalは、カード番号を第三者へ見られるリスクを避けることができます。カード情報や利用明細を専用のスマホアプリで管理することができ、スマホであらゆる行動を完結させたい方にもメリットがあります。
一方で旅行傷害保険が付帯されていないといったデメリットもあります。そこでJCBカード/PARTNER WITH POINTを2枚目として選ぶことで、国内と海外の旅行傷害保険をカバーすることが可能です。
普段の買い物ではSAISON CARD Digitalを利用し、旅行の際は旅行代金をJCBカード/PARTNER WITH POINTで支払うことでそれぞれの機能を活かすことができます。
さらにJCBカード/PARTNER WITH POINTは、Amazon.co.jpでのカード利用でOki Dokiポイントを通常の最大4倍(1,000円につき4ポイント)もらえます。Amazon.co.jpでのネットショッピングが好きな方にとっても、JCBカード/PARTNER WITH POINTの利用メリットがあります。
ネットショッピングや普段使いとしてのカード利用が多く、1年に1回程度のスパンで旅行へ行くときは、旅行傷害保険やショッピング特典付きカードも検討してみてはいかがでしょうか。
2-3.三井住友カード(NL)とANAアメリカン・エキスプレス・カード
ナンバーレスカードの三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で利用し続けることができるコスト面での負担が抑えられたカードです。カード利用でポイント還元率0.5%~のVポイントを貯めることができるほか、海外の旅行傷害保険も利用できます。
ただし、旅行特典や空港特典が追加されていないため、空港ラウンジや空港サービスをお得に利用したい方、レストランやホテルでの優待サービスを期待している方にとってはデメリットもあります。
ANA AMEXカードはANAとの提携カードで、旅行予約の手配や空港サービスの割引や優待、空港ラウンジ特典や海外旅行での日本語サポートなどを受けられます。
さらにANAの各種加盟店でのカード利用の際は、ANAマイルを貯めることが可能です。他にもボーナスマイルやANAグループの優待サービスがあるので、ANAが好きな方にメリットの多いカードです。
このように旅行やレストラン、マイル特典などに関心を持っている方は、2枚目に航空会社提携カードを選ぶとメリットがあります。
まとめ
クレジットカードを2枚所有する時は、1枚目と異なる特典や機能を持ったカードから比較検討するのが大切です。また、空港や旅行特典、ショッピング、グルメ、ポイントサービスなど、何を重視しているかによって選び方も変わります。
現在利用しているカードでは特典不足と感じている方や旅行やショッピングなど複数のサービスを求めている方は、今回紹介した選び方を参考にしながら2枚目の発行を検討してみてはいかがでしょうか。
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